この国では大人も子供も上司や大人の言うことを素直に聞く人を優秀と位置付ける。
時に私はそんな素直な人達を皮肉をこめて「おりこーさん」と呼びます。
素直であることは非常に大切です。
時に盲目になったつもりで師の教え、考え、方向性に全幅の信頼を置いて身を委ねることも大切です。
ただ、それはあくまで自分の意志でそうしようと決めた場合にそうすべきなのです。
つまり、“素直さ”にも単に従順であることと、能動的に「この人に対しては従順であるべきだ」と判断して従順なのとは別物です。
私は学生時代、世間一般で言う「悪い子」でした。
「これになんの意味があんだよ」
「そのルール決めたやつ頭悪いんじゃね?」
大人からしたらめんどくさいガキです。
周りはおりこーさんたち。
「そんなこと言ったら怒られる」
「そう決まってるんだよもともと」
おりこーさんが集まる進学校の友達とはほとんど仲良くなれませんでした。
確かにあの頃の私はおバカでした。
言われた通りにやっていれば学べたものもあります。
反省しています。
だけど、その思考は大人になってまわりを見渡すとその価値や重要性に気付きます。
遠回りしたかも知れませんが、上司からは非常に高い評価を継続的に頂いており、今私は自分で物事を考えられる人間として重宝されています。
ずっと“おりこーさん”を続けて社会人になった同級生達は今頃、言われたミッションをそのままこなす“機械人間”になっているでしょう。
素直さは大切ですが、盲目ではいけません。
わざわざ世間に抗う必要もありません。(若い頃はどうしてもいろいろありますけどね😅)
会社は結局成果をあげる社員には何も言えなくなりますが、学校が従順な子を良い子として考える前時代的な考えは直ちに改める必要があります。
「なぜそう思ったの?」
「すごいね、そんな発想ができるんだね。」
と受け入れたうえで認めるなり考えを改めるようにしてみたり、
とにかく言われたことに二つ返事で「ハイ!」は私の考え方としては本当の意味で良い子ではありません。
むしろ分かったふりが一番ダメです。
面従腹背も組織の中ではタチが悪い。
陰でごちゃごちゃいうくらいなら直接改善提案を出すべきです。
素直な子が良い子
言うことを聞かない子が悪い子
そんな判断基準を持っている人や組織が一番悪い子です。
